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春色☆


3月に入り、暖かい日と寒い日に振り回されまくりの簾のみやこです。

 

お客様から本日頂きました『桜餅』
このピンク色に春の訪れを感じて、なんだか顔がニンマリとにやけてしまいました。
ありがとうございます。

 

この桜餅、実は二種類あるのをご存知でしたか?

 

関東はクレープのような焼き皮製の生地であんこをそっとくるんだもので、
関西では、つぶつぶもちもちの生地であんこをしっかり包んだものを、ふつうに「桜餅」というそうですね。
お恥ずかしながら知りませんでした。

 

関東のものは、別名「長命寺(ちょうめいじ)」といい、関西のは「道明寺(どうみょうじ)」といいます。

 

☆関東系桜餅「長命寺」(焼き皮製)
江戸時代、江戸・向島の隅田川沿いにある長命寺というお寺の門番をしていた山本新六さんという人が、あんまりたくさん散り積もる桜の葉っぱに悩まされ、葉っぱを塩漬けにして、お餅を包んで売ってみた、というのが始まりと言われています。

 

現在は、主に小麦粉を使った生地を薄く焼き、あんこを包んだものが一般的です。

 

☆関西系桜餅「道明寺」(道明寺粉製)
道明寺は大阪・藤井寺にあるお寺の名前ですが、お菓子そのものの直接の発祥の地、というわけではなく「道明寺粉」という材料を使っているため、そう呼ばれています。

 

道明寺粉は、もち米を一度蒸して、乾燥させ、粗めに砕いたものです。

 

戦国時代、炊いたお米を天日に干して乾かしたもので「ほしいい」(糒・干飯・乾飯)という保存食がありました。長期保存でき、水やお湯でふやかしたり、そのままぽりぽり食べたりできるため、戦場に向かう武士の携帯食として重宝されたそうです。

 

お寺の道明寺では、神前にお供えしたもち米を使って糒を作っていました。道明寺の糒は非常に有名で、豊臣秀吉から礼状を送られたほどなのだそうです。

 

それで、その糒のことを「道明寺」といい、砕いたものを「道明寺粉」と呼ぶようになったのです。

 

今は、お菓子の材料として使われることが多いようですが、京料理などの材料としても使われます。

 

いずれもその地方では単に「桜餅」と呼ばれていますが、双方を区別するときには「長命寺」「道明寺」と呼んでいるそうです。出身地によって馴染んだ桜餅が違うので、互いの存在を知ったときには驚きますよね。
まさに、今のわたくしです。
最近は流通の発達で双方の垣根が低くなったため、味の好みで選ぶ場合も多くなってきているのだそうです。
そして、桜の葉で桜餅を包むことで桜の香りや塩気がついておいしくなるわけですが、葉の大きさに関西と関東の好みの違いがあり、関西では小さめのもの、関東では大きめのものが好まれているそうです。

 

よく、桜餅の葉っぱは食べる派?食べない派?という話を聞きますが、関東は薄い葉を使うため食べる、関西は厚いので食べない、という説もありました。

 

昔は、関東と関西で使う桜の種類も違ったのかもしれませんが、現在は一般的に「オオシマザクラ」という桜の葉を塩漬けにしたもので、食べられます。
桜の葉のしょっぱさが、あんこの甘さを一層引き立たせるんですね。「通」はそうやって食べるのだそうです。

 

お土産でいただいた桜餅から勉強になりました。
ありがとうございます。
そして、ごちそうさまでした。
m(__)m

 

 

炭火焼きとり簾

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